“守備の華”とも形容されるショート。このポジションで一時代を築いた日刊スポーツ評論家の宮本慎也氏（51）と鳥谷敬氏（40）は「遊撃論」対談の中で、若いショートの台頭と、長くレギュラーを張れるショートが増えていくことを願いました。22年シーズンの開幕を控え、各球団の「遊撃手事情」をまとめました。

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【パ遊撃手事情】西武源田は不動の地位　攻守成長の20歳オリックス紅林がレギュラー定着狙う

【セ・リーグ編】

◆ヤクルト

経験豊富な西浦がレギュラー最右翼だが、高卒3年目の長岡も成長。ユーティリティーの吉田成、背番号6の元山も定位置を狙う。

◆阪神

昨季正遊撃手の中野が下肢コンディション不良で出遅れも2軍で実戦復帰。現在1軍の木浪、小幡と3人で最後まで争う。

◆巨人

坂本は不動。遊撃手としてプロ野球史上最多の1875試合に出場している。若手の中山、増田陸らも追うが背中はまだまだ遠い。

◆広島

小園が遊撃フルイニング出場を目指す。昨季は113試合で遊撃スタメン。すでに佐々岡監督からレギュラーを確約された。

◆中日

昨季は初の2軍落ちを経験したが、京田が不動のレギュラー。根尾が今季から外野手登録になり、溝脇、土田が控える。

◆DeNA

開幕スタメン候補の1人だった3年目の森が故障で離脱。開幕は経験豊富な大和や柴田、倉本、4年目の知野で争われる。