阪神が延長戦の末に競り負け、12球団最速で10敗に到達した。

1-1の延長12回に4番手の斎藤友貴哉投手(27)が決勝打を浴び、代わったドラフト3位桐敷拓馬投手(22)も止めらず、この回一挙5失点。打線が援護できず、伊藤将司投手(25)の9回1失点の好投も報われなかった。

矢野燿大監督(53)の一問一答は以下の通り。

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-1点取ったのも伊藤将の適時打だっただけに、どうしても打つ方が

矢野監督 まあ最後はね、もちろん投手のところっていうのはあるけど。うん、1本が出なかった

-伊藤将はあと1人(で完封)だった

矢野監督 もちろん責めることはないし、あそこは将司に任せようと思ったので。あそこも同点に追い付かれて、あの後しっかり(アウトを)取ってくれた。将司の仕事っていうのはしっかりやってくれたと思います

-3番手湯浅が好投

矢野監督 そうやね。ああいうところから自信を付けていってもらって。ああいうポジションの投手を育てないとダメなんで。今日の投球を自信にしていってもらったらいいんじゃないですか

-10回、11回のチャンスをものにできなかった。

矢野監督 もちろんね。1本出ていないのが課題の部分でもあるし。最後の1イニングをどう抑えるか。抑える投手を育てていく課題が開幕からあるので

-サヨナラのチャンスはプレッシャーもかかる。結果を出すためにはどんなことが必要なのか

矢野監督 いやあ、それはもういろいろなことがあるんじゃない。技術的なこともあるし。もちろんね、経験も気持ちもあるし。いろいろある。1個じゃないと思う