北東北大学野球が1週間遅れで開幕した。新型コロナウイルスの影響で延期となっていたが、全日本大学選手権(6月6日開幕)出場をかけたリーグ戦がスタート。青森大は盛岡大(岩手)に6-0で勝利した。

公式戦初先発の最速148キロ右腕、青森大・内山透吾投手(4年=青森明の星)が4季ぶりの優勝に向けて大役を果たした。6回1安打無失点と完璧な投球で勝利に貢献。「チームが勝つことが自分の内容よりも優先なので、まずは勝てたことが良かった。1回裏は緊張したが、緊張するのもいい機会だと思って楽しめました」。打っては滝本飛雄馬(ひゅうま)内野手(3年=立花学園)が初回の先制打を含む3安打2打点。2点リードの6回には玉置健士郎外野手(2年=白樺学園)が2点適時打を決め、投打がかみ合った。