創価大が3本塁打11得点と打線が爆発し、7回コールド勝ち。駿河台大との対戦成績を1勝1敗のタイに持ち込んだ。

今秋ドラフト候補で50メートル走5秒8の俊足、創価大・門脇誠内野手(4年=創価)が、リーグ戦初の「4番遊撃」で出場。先制の適時打を含む4打数2安打1打点。1つの盗塁を決め、主将としてチームをけん引した。

1回2死二塁、低めのスライダーを右前へ運んだ。門脇は「『自分が流れを変える』と思ってました。昨日の試合ではそれが出来ず(3打数無安打)、悔しかった。第1打席からぶつけられて良かったです」と、すがすがしい表情をみせた。

東京新大学野球は勝ち点で順位が決定する(並んだ場合は勝率が優先)。7日の駿河台大戦で完封負けを喫し、現在3敗の創価大は優勝に向け負けられない一戦が続く。

堀内尊法監督は「どうしてもチームが硬くなってしまう中で、門脇が先制打を打ってくれました。昨日は彼自身が一番悔しかったと思いますから。今日はいい試合をしてくれました」とねぎらった。