慶大には50年ぶりとなる3連覇の夢が絶たれた。

5回までに大量10失点。うち暴投で3点、悪送球で2点と、ミスが出ての失点になっていた。7、8回にはともに3安打を集中して3点ずつを挙げ、7-10まで詰め寄っただけに、前半のミスが悔やまれた。

下山悠介主将(4年=慶応)は「リーグ優勝を目指してきただけに、悔しい気持ちです。(3連覇の)プレッシャーはなかった。自分たちの積み重ねたものを出すだけだった。その結果なんで」と振り返った。

残すは最終週(28日から)の早慶戦だけになった。昨年は春秋通算で1勝2敗1分けに終わっている。堀井哲也監督(60)は「今年は勝ち点制なんで、勝ちが決まる。出し切りたい」と話した。