立大が逆転勝利で、フレッシュトーナメント初白星を挙げた。

吉野蓮投手(1年=仙台育英)が、2試合連続で先発。前日の明大戦で自己最速の149キロをマークしており、この日もキレのある直球とスライダー、カットボール、スプリットで4回まで無失点に抑えた。5回無死一、三塁のピンチで降板し「疲れは感じていなかったけど、5回に(相手打線に)つかまったことは疲れが見えたんだと思う。そこが課題」と話した。

仙台育英では、内野手との二刀流で主軸を打ち、高校通算11本塁打。今は投手に専念しているが、「これから野手にも挑戦していければと思っています。普通の努力ではダメなので、人の倍は必要」と覚悟を明かした。

すでに今春リーグで2試合に登板しており、秋に向けて「活躍できるように、もう1回見つめ直したい」と話した。