福岡大(九州6大学)は九州共立大(福岡6大学)との「福岡ダービー」で、先発右腕の村上幸人投手(4年=九産大九州)が好投し、2大会連続の8強入りを決めた。「みんな気合の入り方が違っていて、絶対に負けられないという感じでした」と明かした。

技巧派右腕は、140キロ前後の直球とカーブ、チェンジアップ、ツーシーム、スライダー、カットボールなど多彩な変化球で、8回を被安打3の7奪三振1四球、96球で無失点に抑えた。

今春リーグ戦は、体調不良のため先発は2試合のみだった。「2カ月ぶりの公式戦で不安だったけど、他の投手がつないでくれたので、恩返ししないといけないと思った。勝利に貢献する投球ができてよかった」と話した。

0-0の2回2死一、二塁で竹下慶内野手(2年=明徳義塾)の右前適時打で1点を先制した。「先制点が大事だと話していたので、打ててよかったです」と話した。

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