中大(1部6位)が東洋大(2部1位)に敗れ、08年春以来となる2部転落のピンチに立たされた。

リーグ戦、プレーオフを通じ初先発となった西舘勇陽投手(3年=花巻東)が5回1死二塁で、東洋大・橋本吏功外野手(3年=花咲徳栄)の打球を右足スネに受けた。続投したが、四球、死球と制球を乱し、満塁として本塁打を浴びた。

清水達也監督(58)は「本人は大丈夫といったが、影響があったかもしれない。でもその前に点を取ってやらないと」と好機を生かせなかった攻撃を悔やんだ。4回には4番の北村恵吾主将(4年=近江)が送りバントして1死二、三塁としながら後続が凡退。5回1死二塁も生かせなかった。その北村は「プレーオフの負け(3日)から一丸となってやってきた。今日の負けをひきずることはない。明日を見据えて、全員で頑張りたい」と言い切った。