株主からも秋山獲得の声-。西武ホールディングスの定時株主総会が22日、埼玉・所沢の西武第二ビルで行われた。

その質疑応答。熱い獅子党の株主が手を挙げた。多くのファンの声を代弁するように、パドレス傘下3Aエルパソを自由契約となり、日本復帰を決断した秋山翔吾外野手(34)の獲得を熱望した。

安定した投手陣に大満足を示した上で「秋山翔吾さんを今回、獲得していただいたら、優勝は間違いないじゃないかと思います。株主として、獲得することを心から期待しています。将来の監督候補としても。ライオンズを優勝に導いていただきますようよろしくお願いします。絶対にソフトバンクには取られないようにお願いします」と求めた。

奥村剛球団社長(54)は「戦力の充実、そして向上につきましては、編成部門と日頃から意見交換を密に行っております。秋山選手に限らず、チームに必要な戦力と判断した選手につきましては積極的に獲得交渉を実施してまいりたいと考えております」と語った。

そして西武グループのトップであり、球団の後藤高志オーナー(73)も付け加えた。「私も埼玉西武のオーナーとして、秋山選手には、ぜひライオンズに戻ってきてもらいたいと熱望している。今は編成本部で、しっかり秋山選手とコミュニケーション、コンタクトを取って、獲得に向けて最大限の努力をしてまいります」と約束した。