緊急先発のソフトバンク大竹耕太郎投手(26)は、4回0/3を7安打4失点で5回持たずにKOされた。

0-0の3回2死一、二塁。ロッテの4番、安田尚憲内野手(23)に右前打を浴びて先制点を献上した。直後の2死一、三塁では、5番ブランドン・レアード内野手(34)に左翼へ12号3ランを浴びた。左腕は「ノーアウトからランナーを出して、ツーアウトまでもっていくことができていただけに、もったいなかった」と悔やんだ。

5回も先頭の1番荻野貴司外野手(36)、2番角中勝也外野手(35)に連打を浴びた。無死一、三塁とピンチを招いたところで、2番手の松本裕樹投手(26)にスイッチ。松本は後続を断ち、火消しに成功した。

当初この試合は和田毅投手(41)の先発が予告されていたが、前日26日に新型コロナウイルス感染の疑いが発覚した。同日夜に急きょ予告先発が変更され、大竹耕がマウンドに上がった。なお、和田は27日の試合前に新型コロナウイルス陽性と発表。大竹耕は「こういうチーム状況の中で、1イニングでも長く投げないといけなかったのですが、早い回で降板することになってしまい、申し訳ない」と肩を落とした。

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