西武水上由伸投手(24)がプロ初セーブをマークした。

3点リードの9回に4番手として登板。先頭グラシアルには3-0とカウントを悪くするも、崩れない。5球目で中飛に仕留めた。続く今宮、柳町は2者連続三振に斬った。3者凡退で試合を締めた。

球宴にも初出場を果たしていた右腕は「先頭をスリーボールにしてしまったのでダメだと思いましたが、それ以外は楽しかったです。(初セーブは)素直にうれしいです」と振り返った。今季41試合目の登板で、防御率は0.67まで下がった。強心臓が持ち味の育成5位入団の2年目。もうブルペンには欠かせない存在となっている。

コロナで離脱中の増田が復帰するまでは、抑えに平良と水上を流動的に起用していく。辻監督は「水上が先に行くのか、平良が先に行くのか。固定しないで、相手打線の打順も考えて決める方がいいのかなと考えている」と話した。

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