BIGBOSSが厳しさを見せた。日本ハム新庄剛志監督(50)が7回の守備で適時失策を犯した万波中正外野手(22)を、失策直後に交代させた。

試合後に取材に応じた新庄監督は「万波くんのプレーは、慌てる必要ないのに。ピッチャーがああいうプレーをされたら、次に投げる時のテンションにつながってくる。集中力を持って、やってもらわないと。あんなんしてたら、レギュラーは取れない」と、振り返った。

万波は7回2死一塁で中前打の処理を誤って後逸。一塁走者の生還を許した。新庄監督が一塁側ベンチから飛び出すと、片岡奨人外野手(24)もベンチ前でキャッチボールしてから中堅へ向かった。立ち尽くしたままだった万波も、片岡が近寄ってくると、うつむきながら走ってベンチへ下がった。31日楽天戦(楽天生命パーク)で、再び中堅でスタメン起用するかを問われたBIGBOSSは「いや分からない、まだ。それはね」と、話した。