オリックスはサヨナラ負けで連勝が2でストップ。今季最多の貯金5を狙ったがお預けとなり、自力Vが消滅した。

中嶋監督は、4-4の同点で迎えた9回、7月末に育成から支配下選手登録を勝ち取った宇田川にマウンドを託した。宇田川はデビューから3試合で無失点だったが、1死から周東に右翼ホームランテラス席へ5号サヨナラ弾を浴びた。

指揮官は「思い切り信じて(試合に)出してます。結果はもう、こっちの問題」とかばった。プロ4戦目での初黒星に「いい経験とは言わないですけど、(同点の)こういう大事なところで、勢いだけじゃないというのを覚えておいてほしい」と注文した。

3点を追う8回に打者一巡の攻撃で同点に追いついた。「みんな悔しいと思ってる。過去のことと思って。もう取り返せないんでね。次のことを考えます」と指揮官は懸命に前を向いた。

▽オリックス山崎福(5回8安打4失点で自責1)「粘り強く投げていかなければいけませんでした。フィールディングのところで先制を許してしまったことを反省しないといけないです」