ソフトバンク石川柊太投手(30)が首位奪回へ向け、16日からの西武3連戦(ベルーナドーム)の「初戦必勝」を誓った。

先発を翌日に控えた15日はペイペイドームで調整。「(初戦は)絶対に取りたい。うまくやろうとか変な邪念なく、しっかり勝負したらいい。勝ちたいとかじゃなく、勝つというシンプルなマインド」。普段は慎重な男が珍しく強気に言い切った。

相性はいい。今季4勝どまりながら、西武戦は2戦2勝、計14回2/3を投げ、失点はなく対戦防御率は0・00。前回対戦した7月3日は森にヒットを許しただけで、2年ぶりに完封勝利を飾った。山川、中村ら破壊力ある打線にも「攻め」の姿勢は崩さないつもりだ。「1発を警戒したらいい。1発を警戒しての配球というより、攻めの投球をして打たれたら次々と前を向いて投げていけばいい」。首位西武とは1・5ゲーム差。首位奪取のためには初戦勝利が必定。先陣を切る石川が有言実行の快投を約束した。

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