阪神がAクラス入りを争う広島に快勝し、広島に並ぶ4位に浮上した。残り3試合で逆転CS進出を目指す。

広島との今季対戦は9勝14敗2分けで終えた。

初回に鮮やかな先制攻撃を見せた。近本光司外野手(27)と大山悠輔内野手(27)の2者連続の適時二塁打に続き、原口文仁内野手(30)が左越えに2号2ラン。一挙4点を挙げた。

広島大瀬良大地(31)を2回でKOした。

4回にも2年目の高寺望夢内野手(19)のプロ初安打となる適時二塁打で1点追加。その後2点差に詰め寄られたが、6回に佐藤輝明内野手(23)の右越え20号2ランで突き放した。

新人から2年連続の20本塁打は左打者では両リーグ通じて史上初めて。球団では右打ちの田淵幸一以来、52年ぶり2人目。

先発の才木浩人投手(23)は3回1失点。まだ57球だったが4-1の4回から交代した。右肘のトミー・ジョン手術から復活して7月にローテーション入り。先発翌日に出場選手登録を抹消、中10日以上を空けての先発を続け、防御率1・64の成績でポテンシャルを見せつけた。

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