明学大が2008年以来、14年ぶりの1部白星を挙げた。第3週終了時点で首位タイの勝ち点2を挙げる筑波大を下し、開幕からの連敗を5で止めた。

投打がかみ合った。0-0の初回2死一、二塁、5番の上野隆成外野手(4年=日大三)が先制の左前適時打を放つなど、2点を挙げた。投げては先発左腕・大川航希投手(4年=志学館)が7回途中を2失点に抑えた。先制打の上野隆は「この1週間は初回の入りを大事にしていました。1回表を抑えて、裏に先制点をとる。いい入りが出来たと思います」と勝利を喜んだ。

「勝ち点1」奪取を目指す。金井信聡監督(58)は「もちろんうれしいですが1勝と言わず、30年以上ぶりとなる勝ち点が欲しいですね」とまっすぐな目で話した。