九共大が2-1で日経大に連勝して、9勝1敗で春秋連覇を達成。リーグ単独トップとなる通算45度目の優勝を飾った。

優勝の九共大をはじめ上位3チームが、明治神宮大会出場権をかけた九州大学選手権(15日~)に臨む。

九共大は最終戦も投打がかみ合った。投げては、来秋のドラフト候補で最速148キロ右腕、坂元創投手(そう、3年=春日)が8回1/3を1失点で4勝目。打線も2回、5番・村上裕一郎外野手(3年=宇和島東)が先制ソロ本塁打を放つなど、勝負強さで競り勝った。

坂元が秋季MVP級の活躍で春秋連覇に導いた。「緊張はあったが、真っすぐとカットボールが良く、四球も少なく行けた」という秋最終戦。力強い直球と、曲がりの大小で使い分ける2種類のカットボールを軸に翻弄(ほんろう)した。8回に右手親指がつるアクシデントもあり、9回途中に降板したが、上原忠監督(55)が「MVPは坂元じゃないかと思います。4勝0敗で、成長に値する活躍だった」と力投をたたえた。

けがから完全復活だ。昨年11月下旬、靱帯(じんたい)損傷で左足首を手術した。長期のリハビリを経て不安の中で迎えた春は1勝に終わった。

さらに、2回戦で救援した全日本大学野球選手権では全国の高いレベルを体感。そこから、週3回80球以上の投げ込みや、走り込みで鍛えて秋に臨んでいた。

九州大学選手権へは「全国大会に進めるよう、2つしっかり取りたい」と気合。同じく秋4勝の最速148キロ1年生右腕、稲川竜汰投手(折尾愛真)とともに、強力投手陣をけん引する。【菊川光一】