東大が一時、同点に追いつきながら最後は立大に振り切られた。

7回、林遼平内野手(4年=甲陽学院)の適時打で2-2とした直後の守りだった。8回2死二、三塁から立大・安藤碧外野手(3年=明石商)に中前へ2点適時打された。カウント1-2と追い込みながら、4球目の144キロ速球をはじき返された。

松岡泰希捕手(4年=東京都市大付)は「焦りすぎました。悪いボールではなかったですが、僕の配球ミスです」と悔やんだ。井手峻監督(78)は「しょうがない。やることはやりましたから。こういうゲームを続けていけば強くなります」と話した。