ドラフト候補に挙がる最速151キロ右腕、日本通運・前田敬太投手(25=専大)が7回3安打無失点と好投。今夏都市対抗準優勝の東京ガス打線相手に、二塁を踏ませない投球をみせた。

この日は角度ある直球を低めに集めた。決め球のフォークも5回までは1球のみ。カットボールやカーブなど、緩急を組み合わせ6三振を奪った。

前田は「今日は真っすぐでカウントをとって、変化球で打ち取ったり、三振を取れた。考え通りに投げられた試合だったかなと思います」とうなずいた。20日のドラフト会議に向けては「あまり考えすぎず、待ちたいと思います」と冷静に待つ。