秋季福岡6大学王者の九共大が、同リーグ3位の九産大を下して、4年ぶり8度目の優勝。春秋連続の全国大会出場を決めた。

秋季リーグ戦4勝を挙げた最速148キロの1年生右腕、稲川竜汰投手(折尾愛真)から、最後は秋最優秀選手の坂元創投手(3年=春日)が締める3投手で6安打1失点リレー。

打っては、村上裕一郎外野手(3年=宇和島東)が、3番手で登板した楽天イーグルスの今秋ドラフト3位、渡辺翔太投手(4年=北九州)から本塁打を放つなど、3投手から9安打で3点を奪った。攻守一丸で4年ぶりの明治神宮大会出場を決めて、主将の梁瀬慶次郎内野手(3年=長崎日大)は「素直にうれしいです。ずっと日本一になると言ってきた。春は2回戦で負けたが、秋は4連勝したい」と全国制覇を誓った。