東大が、慶大に7回コールドで勝利した。

1951年から始まった新人戦(フレッシュリーグ、フレッシュトーナメントをふくむ)での2ケタ得点は初で、史上最多得点を挙げた。東大が慶大に勝利するのは、18年春(7-5)以来(18年春はフレッシュリーグとして開催)。

初回、先頭で酒井捷(すぐる)外野手(1年=仙台二)が中前打で出塁。50メートル6秒の足を生かしてすかさず盗塁し、内野ゴロ2本で生還。先制のホームを踏んだ。5打数4安打1打点と1番打者として仕事を果たし「初回、チームに勢いを与えられたかなと思う。こんなに打ったのは初めて」と話した。

先発全員安打をマーク。23安打で16点を奪い「できすぎかなと思う。練習試合でも、こんなにつながったのは初めて」と喜んだ。