慶大から歴史的大勝を果たした東大が、一夜明け、明大から連打で先制点を奪ったが逆転負けを喫した。

初回、先頭で酒井捷(すぐる)外野手(1年=仙台二)が足をいかした内野安打。 無死一塁で、西前颯真内野手(2年=彦根東)が左翼手の頭上を抜く適時二塁打を放ち、1点を先制。 さらに無死満塁で、山口真之介内野手(2年=小山台)の併殺打の間に1点を追加。初回に2点を先制した。 2回には、松原周稔(あまね)外野手(2年=土佐)のソロ本塁打で1点を追加。 3回を終えて3-2で1点をリードしていたが、先発の二刀流、鈴木太陽投手(2年=国立)は4回6失点。5回から継投策をとったが、明大打線につかまり、打者一巡の猛攻を受けて5失点。4-11と逆転された。その後も失点を重ね、8回コールドで敗れた。Bブロック2位となり、順位決定トーナメント3・4位決定戦に進む。 東大は、8日のフレッシュトーナメントで慶大に16-6の7回コールドで勝利。1951年から始まった新人戦(フレッシュリーグ、フレッシュトーナメントをふくむ)での2ケタ得点は初で、史上最多得点をマークしている。