昨秋に首都大学リーグ1部優勝を果たした日体大が12日、羽田空港からキャンプ地である沖縄・久米島へ出発した。新入生からは横浜・玉城陽希捕手、山梨学院・鈴木斗偉内野手、興南・生盛亜勇太投手、星城・田島善信投手の4人がチームに初合流する。

横浜の元主将で昨夏の甲子園で選手宣誓をした玉城は「自分がチームの戦力になれる最低限のスキルを身につけて、高校と同じく大学でも1番を目指してやっていきたい」と話した。

俊足好打の鈴木はU-18日本代表選出経験を持つ。横浜市出身で「大学に入って、地元でプレーできるのはうれしい。少しでも戦力になれるように全力で頑張りたい」と、まずは春のリーグ戦出場に向けてアピールする。

松浦佑星内野手(3年=富島)は今秋のドラフト候補に挙がる。初めての沖縄キャンプに向けて「ノックでもバッティングでも、下半身を強化することをメインに数をこなしていきたい」と気合十分。新入生についても「良い選手がたくさん集まっているので、自分にとっていい刺激になれば」と期待を寄せた。