東都大学リーグ1部の日大が千葉・習志野市内の同大グラウンドで今年初のオープン戦を行った。

4月から同大に入学予定で、ヤクルト村上宗隆内野手(23)を兄に持つ九州学院(熊本)の村上慶太内野手が早速ベンチ入りし、9回2死の場面で代打で出場。カウント1-2から空振り三振に終わった。

初球のチェンジアップを見逃してボール。2球目のストレートを見逃しストライク、3、4球目のストレートは空振りだった。

村上は試合後、「高校とレベルが全然違ったので、練習をたくさんしてあの球を打てるようになりたい」と大学初打席を振り返った。試合前のシートノックでは三塁に入った。「上(プロ)でプレーするときに、ファーストは外国人選手とかがいて厳しい面があるのでサードで行こうと思います」と話した。

片岡昭吾監督(45)は村上について「本来は使わないつもりだったけど、自分が守ってるとか打席に立っているようなイメージをしながら、良い声が出ていたので使った。意欲を持って試合を見ることができている」と起用理由を明かした。「対応力とかいろんなものをつけていかなければと思いますが、しっかり振っていたので本当に良かった」と今後の活躍に期待した。