一般社団法人日本プロ野球選手会(丸佳浩理事長)は28日、病気の子どもとその家族を支援する公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン(DMHC)が運営を行う「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を、昨シーズンに続き、今シーズン開幕後、全12球団計41選手で支援することを発表した。

20年、21年シーズンは28選手、22年は39選手が自身で設定したシーズンの成績に応じた寄付等で、「ドナルド・マクドナルド・ハウス」をサポート。支援総額は20年シーズンは1085万9000円、21年シーズンは996万2000円、22年シーズンは1347万6000円となった。今シーズンも多くの選手がハウスの趣旨に賛同し、選手会会員選手のうち、総勢41選手が、自身で設定したシーズンの成績に応じた寄付等で、「ドナルド・マクドナルド・ハウス」をサポートしていく。

DMHCは、自宅から遠く離れた病院で入院・通院する子どもを、その家族が精神的・経済的に大きな負担なく看病ができるよう、病院近くに低料金(1人1日1000円)で滞在できる施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス(以下ハウス)」の運営を行っている。現在、日本では全国12箇所で運営されており、ハウスの設立・運営費は日本マクドナルドをはじめとした企業各社や個人からの寄付・募金によりまかなわれている。

ハウスを支援する選手の支援内容は、楽天鈴木大地内野手(33)が1安打につき1万円、西武中村剛也内野手(39)が1試合出場につき1万円、巨人丸佳浩外野手(33)が1安打につき1万円、広島坂倉将吾捕手(24)が1本塁打につき5万円など。