NGT48の“野球女子”真下華穂(23)がプロ野球独立リーグ、BCリーグ新潟の球団初のアンバサダーに就任する。これまでも始球式や場内アナウンスを担当するなど球団のPRに貢献してきた。今季は公式な立場でチームの認知度アップの役割を担う。さっそくホーム開幕の信濃戦(4月9日、ハードオフ新潟)ではトークショーなどを予定している。

球団初のアンバサダー就任に真下は「好きな野球で、しかも新潟のチームのアンバサダーになれるなんてすごくうれしいです」と感想を話した。正式名称は「新潟アルビレックスBC 2023年シーズンアンバサダー」。一昨年は始球式、昨年は場内アナウンスを担当するなど新潟の試合に花を添えてきた。今季は1歩踏み込んでPRに携わる。「自然にいろいろな人に発信できるアンバサダーになりたい」とイメージを膨らませる。

球団は背番号「48」のユニホームを用意。公式ホームページには選手、コーチ陣と同じようにユニホーム姿の画像を掲載する。「ファン獲得のため、チームをより広めていただきたいです」(球団関係者)と期待を寄せる。真下がさっそく考えているのがグッズの製作。「観戦の時に役立つものなど。私がデザインしたい」。球団も真下の名前入りグッズの販売を計画中だ。

試合時の活動はスタメン発表やボールパーソンのほかベンチ入りも数試合予定。「チームの勝利につながるように盛り上げます。本塁打が出たら橋上監督の横で選手とハイタッチします(笑い)」と楽しみにしながら、「スコアもつける」と根っからの野球女子の一面をのぞかせる。「今季は優勝してほしいし、少しでもその力になれれば。初のアンバサダーを私にして良かったと思われるように頑張ります」と笑顔を見せた。