駒大は、好機でのあと1本が出ず青学大に敗れ、1勝2敗で勝ち点を落とした。

青学大の先発、プロ注目の最速153キロ右腕の常広羽也斗投手(4年=大分舞鶴)をなかなか打ち崩せなかった。4回は2死満塁のチャンスで無得点。5回1死一、二塁からも得点を奪えなかった。大倉孝一監督(60)は「(常広を)苦しめることができなかった。ランナーが出ても、同じパターンでやられる。それを分かって支度はしてきたが(フォークを)ファウルにできなかった」と振り返った。

先発した松村青(じょう)投手(3年=向上)は、立ち上がりから粘りの投球が続いた。4回2/3を91球、被安打9の3失点で降板。大倉監督は「ボールが走っていたんでしょうね。いいボールで力でいった分(打者に)合いやすくなった部分があった」と話した。4投手の継投となったが、青学大打線を止められなかった。