立大は明大に2連敗を喫し、勝ち点を落とした。

6人で継投したが、明大に17安打を許して11失点。溝口智成監督(55)は「見ての通り、全く歯が立たなかった」と話した。

今春は2勝3分け8敗で、勝ち点は東大から挙げた1のみで5位となった。「1勝1敗で勝ち点を取れなかった、というところまでいけていない状況。(今季は)2勝しかできておらず、負け方もこういうことになる。なんとも言えない現状です」と厳しい表情だった。

3-8で迎えた9回1死二塁、打席に明大の4番・上田希由翔内野手(4年=愛産大三河)を迎える前に、監督がマウンドへ。バッテリーと「ホームランを避ける方針を確認した」が、ダメ押しの2ランを浴びた。指揮官は「方針を決めても、逆になることが(今季は)多かった」と嘆いた。

西川晋太郎主将(4年=智弁和歌山)は「東大からしか勝ち点を取れなかったことをちゃんと受け止めて、秋に向かわないといけない。(明大に)もう少しできると思ったけど、まだまだ足りないと思った」と秋にリベンジを果たす。