5日に開幕する全日本大学野球選手権の開会式が行われた。

コロナ禍前の19年以来4年ぶりに出場する全27大学の全選手が一堂に会した。

東京6大学でリーグ3連覇を達成した明大は、日本一を目指す。上田希由翔主将(4年=愛知産大三河)は「昨年の借りを返すため、一戦必勝で頑張ります」と話した。昨年も出場したが、準々決勝で延長タイブレークの末に佛教大2-3で敗れた。「トーナメントは一発勝負なので、自分たちの野球を出せるか。練習から緊張感を持ってやっています」と話した。

石原勇輝投手(4年=広陵)は、丸刈りで開会式に出席。選手たちも、気合が入っている。メンバーは、最後の変更で福原聖矢捕手(1年=東海大菅生)を登録した。田中武宏監督(62)は「福原は、フレッシュトーナメントを見て決めました。昨年の選手権は、悪夢でした。今年はケガ人もいない。まだ相手も分からないので先のことは考えず、1つ1つ勝っていきたい」と話した。