3月のWBCで優勝した侍ジャパンの栗山英樹前監督(62)が25日、北海道の生活拠点である栗山町で世界一を記念したパレードに参加した。
約350メートルの距離を1時間あまりかけて進んだ。詰めかけた1万4000人と触れ合いながら「何が一番、恩返しになるのか。あらためて、歩きながら感じた部分があった」という。「恩返しは言葉ではない。思いを伝える形、動きだったりする。しっかり行動して、皆さんに恩返しできるように」と、代表監督を終えた今後を見据えた。
その上で、再びユニホームを着ることも否定はしなかった。「完全に裏方に回ろうと思って、今回、戦いましたけども。裏とか、表とか、ユニホームとか、全くゼロに戻して、僕が皆さんに喜んでもらえることがあるならば、しっかりやってかなきゃいけない」と話した。
「でも、ユニホームじゃないよね。現実的にはね」と笑って続けたが、「そういう決め方をするのはやめようと。ユニホーム、着ないとか、決めるとかじゃなくて。自分が恩返しできる形が本当にあるならば、それをしっかりやらないといけない。本当は若い人たちが。僕らが前に出てかない方がいい。そうは思いますけど、恩返しするためには、まだまだやらなきゃいけないことがあるかも知れないです」とも言った。
今後、またユニホームを着ることが「恩返し」になるのであれば、再び監督としてグラウンドに立つ日が来るかも知れない。



