日大が中大に雪辱し、1勝1敗とした。
2回、無死二塁から大学初スタメンの上加世田頼希内野手(1年=敦賀気比)の中前適時打で1点先制。6回にも1点を加えた。投げては先発の坂尾浩汰投手(3年=龍谷大平安)が8回を2安打無失点に抑え今季2勝目、大学通算10勝目を挙げた。
大学初スタメンのルーキーを上級生が支えた。試合前、ケガで出場できなかった太田翔梧内野手(4年ー木更津総合)が声をかけた。「俺の分まで振ってこい!」。先輩のひと声で、緊張が一気にほぐれた。「楽な気持ちで打席に入れました」。打撃は林拓馬外野手(4年=大垣日大)が後押しした。「ヘッドを走らせるにはどうしたらいいのか悩んでいた」という上加世田に「センターにバットをもっていくようなイメージで振ってみたらいいよ」とアドバイス。「しっくりくるものがあって、やっと木のバットの感覚をつかめました」と結果につなげた。
高校時代は甲子園春2回、夏2回出場で、3年時には高校日本代表も経験した逸材。現在、優勝争いで1戦1戦、緊張した試合が続くが「ベンチの雰囲気もすごくよくて。この経験を自分たちの学年になった時、後輩たちにつなげていきたいと思います」と、目を輝かせた。
明日は中大との第3戦が行われる。中大はドラフト上位候補の西舘勇陽投手(4年=花巻東)の先発が予想される。昨日の1戦目はわずか2安打で完封された。片岡昭吾監督(45)は「1戦目、どのボールで苦戦したのか。スタメン9人全員で崩していくことを考えてやっていきたい」と、意気込んだ。
▽中大・清水達也監督(2安打完封負けに)「今年の東都はどこも素晴らしい投手ばかり。しつこく粘り強くミスしないチームが勝つ。明日は総力戦で何が何でも勝ちたい」



