中大が日大に敗れ、勝ち点を挙げることはできなかった。ドラフト上位候補に挙がる西舘勇陽投手(4年=花巻東)は、4安打1失点で完投するも、打線の援護なく。6回1死満塁で日大・友田佑卓捕手(4年=九州学院)に打たれた1球に涙をのんだ。「打たれたのはカットボール。満塁でゾーンの中で空振りを狙いにいったら少し内に入ってしまった」と悔やんだ。
11日の第1戦では2安打完封。中1日での登板では、丁寧にコースを投げ分け、9回には「打線につながるように」と、ギアをあげ3者三振に抑えた。「状態もよくない中で、打ち取りながらテンポよく投げられたと思います」と、前を向いた。
まだ、優勝の可能性を残す。清水達也監督(59)は「何とか得点して西舘を少しでも援護して、早い回で楽にしてあげないと、と思っています」と、エースの奮闘をねぎらった。



