<日本生命セ・パ交流戦:巨人6-5ソフトバンク>◇30日◇東京ドーム

巨人が大逆転勝利でソフトバンクとの交流戦開幕カードの勝ち越しを決めた。5点差の劣勢を一挙6得点の一点突破ではね返した。3回に新外国人エリエ・ヘルナンデス外野手(29)が来日1号3ランを放ち1点差に迫ると、主砲の岡本和真内野手(27)の10号逆転2ランで勝負を決めた。深刻な得点力不足で5得点以上は3日阪神戦以来、21試合ぶり。

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巨人の新助っ人のヘルナンデスには意外な“日本愛”がある。28日の1軍合流初日に長野からミズノ社の滑り止めスプレーをプレゼントされた。うれしそうにバットのグリップに吹きかけ「これだ、これだ」と言わんばかりにうなずた。

レンジャーズ傘下3Aラウンドロック時代にDeNA筒香とチームメートだった。筒香が日本から持ち込み愛用する滑り止めスプレーにほれ込んだ。米国ではペースト状の松ヤニが一般的だったがスプレータイプの滑り止めを1度、試してとりこになったという。

その情報を伝え聞いた長野が、すかさずスプレーをプレゼントした。巨人ではミズノ社とスラッガー社の2種類を用意している。手に汗にぎる打席で大逆転勝利へと導く来日1号アーチ。その直前、次打者席でバットグリップにスプレーを吹きかけた。滑ることなく強くにぎったバットで起死回生の1発を放った。【巨人担当・為田聡史】

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