阪神が連敗を3で止め、1日で貯金生活に戻した。6日の楽天戦(甲子園)に敗れ勝率5割となっていたが、西武に勝利し、再び貯金1。岡田彰布監督(66)が「明日から開幕するんやから」と話していた仕切り直しの一戦で、きっちりと白星をつかんだ。5得点以上あげたのは5月19日ヤクルト戦以来、15試合ぶりのことだ。
この日、佐藤輝明内野手(25)、豊田寛外野手(27)が1軍昇格。佐藤輝は5月15日に出場選手登録を抹消され、23日間の2軍生活をへての1軍復帰だった。「5番三塁」でスタメン起用されると、第1打席でいきなり中前打。その後、三塁まで進むと一ゴロの間に、本塁に生還した。ヘッドスライディングでユニホームを泥だらけにしながら、貴重な1点をつかんだ。
3回1死満塁では遊飛に倒れたが、守備では再三、軽快をプレーを披露。5月14日の中日戦では自らの失策をきっかけにチームが敗戦。2軍で基礎から徹底して練習を積んできた成果を発揮してみせた。5回に右前打を放ち、打撃も復活を証明した。
4回2死一、二塁では2番で起用されている前川右京外野手(21)が左前適時打で追加点をあげた。さらに6回には近本光司外野手(29)が4番で初打点となる2点適時三塁打。久々に打線が機能し、1軍復帰先発となった伊藤将司投手(28)が3勝目をあげた。
試合前にはミーティングで引き締めていた。午後1時から室内練習場に野手と首脳陣が集結。中野拓夢内野手(27)は「監督も『ここからスタート』ということはおっしゃっていた」と回想していた。簡単に借金生活にはさせなかった。佐藤輝が戻り、伊藤将が復活したゲームで、虎がリスタートを切った。



