試合前練習中に、日本ハム新庄剛志監督(53)が今川優馬外野手(28)に送球指導を行った。
今川が打撃、走塁練習を終えると左翼付近でスタート。新庄監督が見守る中、山田バッテリーコーチを相手に、最初は60メートル程度から始まり、徐々に短くしながらスローイングをさせた。指揮官は時折、自ら手本を見せながら約5分間、走り込みながら投げる実戦的な動きも加えながらの“新庄流送球塾”となった。
11日の試合後、外野のスペシャリストだった指揮官は打撃好調な今川の守備について、以下のように話していた。
「今後のことを考えたら、やっぱり打つだけじゃなく、守備も大事にしていかないとレギュラーを取れないってことは伝えました。これからずっと出るためには、スローイング。(元ヤクルトの)飯田さんとか(元巨人)高橋由伸君のように。1回(腕を)下に降ろさずにキャッチャーの投げ方。カットまで素早く投げてくれたらいいんで。どうしても足の動きと手のリリースポイントまで合わないから、慌てて前が小さくなってしまうから、どうしてもワンバンしてしまうじゃないですか。あれを、まずは軽めに60メーターぐらいの感覚さえ覚えてもらったら治るんじゃないかなという考えで」
指揮官直伝のスローイングを学んだ今川は「トップを早く作って、しっかり前で投げるというところですね。低い角度から徐々に上げてくっていうのを調整しながらという練習でした。ボスも『最初からすぐはできない』と言っていたので、すぐにできるとは思ってないですけど、しっかり自分でも練習して、1日も早く習得できるように頑張りたいです」と意気込んだ。
今川は4カ月ぶりに出場した9日ソフトバンク戦から2試合連続猛打賞と打撃では猛アピール中だが「2試合連続で6回(終了後)で代わっちゃっている。最後まで出られれば、もう1打席立てる可能性もある。1打席でも多く立てるように、守備も走塁も全部含めて突き詰めていきたいです」と、気を引き締めた。



