ソフトバンクが自慢の1発攻勢でヤクルトに逆転勝ちした。西武が敗れ、14日にも2年連続10度目の優勝が決まる可能性がある。

1点を追う3回に近藤健介外野手(32)の13号2ランで試合をひっくり返すと、「2番遊撃」で先発出場した野村勇内野手(29)がド派手に決めた。6回の先頭打席でバックスクリーン右へ132メートルの特大3号ソロ。3試合ぶりのアーチに気をよくしたスラッガーは7回1死一塁から左翼席へ2打席連続となるダメ押しの4号2ランをたたき込んだ。

「(1発目と同じく)思い切って自分のスイングをすることを考えた。こういう勝ちに貢献できてよかった」。9日の本拠地阪神戦に続く2度目の2打席連続弾。5月28日に第3子となる女児が誕生。開幕から打撃不振に沈みがちだったパパも「凜」ちゃんと命名した愛娘の存在で勢いを取り戻してきた。「野球は難しいけど、打撃はよくなっていると思います」と凜々しい姿になってきた。

野村の2発など打線は終盤に計6得点。逆転快勝に王会長も笑顔だ。「野村はすごいね。やっぱりホームランは大きいよ。あと1試合か。じゃあ、明日も走者を置いて打ってもらおうか! 」と威勢がよかった。ラストゲームもしっかり打ち勝ち、10度目Vをたぐり寄せる。

◆交流戦優勝の行方 優勝はソフトバンク、日本ハム、西武の3チームにしぼられているが、14日に優勝を決める可能性があるのはソフトバンクだけ。ソフトバンクが○の場合は日本ハムが△か●、ソフトバンクが△の場合は日本ハムが●、西武が△か●でソフトバンクの2年連続10度目の優勝が決定する。このケース以外は、16日に持ち越しとなる。なお、交流戦の優勝は勝率で決まり、2球団が同率の時は(1)勝利数(2)直接対決の成績(3)TQB(得失点率差)の順で決める。

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