売り出し中の広島名原典彦外野手(25)が、同一リーグとの対戦を前にレギュラー定着に燃えている。交流戦直前の5月22日中日戦でプロデビューを果たすと、同日から常時スタメン出場を続け、交流戦も全試合スタメン出場した。思い切りのいい打撃や走塁だけでなく、感情を前面に出す気迫の伝わるプレーでチームを鼓舞。ここまで打率2割7分、2本塁打、10打点、3盗塁を記録する。
19日から再開する同一リーグとの対戦でも攻めの姿勢を貫くつもりだ。「僕は毎日、毎日が勝負。まだ中日とパ・リーグ以外は全部初めて対戦するチームになるので、やることを変えずにしっかり必死に、気合と根性で。どうにか食らいついていくだけかなとは思います」。チームを活性化させる働きが目立つ一方で、走攻守での記録に表れないミスを課題に挙げる。
出場数が増えることで相手バッテリーのマークも厳しくなり、打率は下降傾向にある。それでも四球を選ぶなど、上位打線として求められる役割もまっとうしようと必死だ。「どれだけ打っていても、(一度)ダメになると出番もなくなっていく。自分が成長するためにも、今こうやって試合に出してもらえている立場を手放すわけにはいかない」。育成4年目で勝ち取った支配下選手登録から一気に得たレギュラー獲得のチャンス。ただがむしゃらにつかみ取りにいく。



