広島が巨人に逆転負けを喫した。連敗で借金がワーストタイの14となり、自力優勝の可能性が消滅した。新井貴浩監督(49)は「1戦1戦、大切に戦うだけです」と言葉を絞り出した。

先制したのは広島だった。1回2死からサンドロ・ファビアン外野手(28)が巨人先発井上の初球、浮いたフォークを捉えて2試合連続弾となる12号ソロを左翼席にたたきこんだ。「コンタクトする意識だけだったので、それが結果につながって良かった」。7月に入り、7本目の本塁打と量産する助っ人のひと振りで試合の主導権を手繰り寄せた。

先発床田寛樹投手(31)は、5回までは毎回走者を出しながらも最少得点差を守った。だが、3イニング連続で先頭の出塁を許した6回は踏ん張れなかった。先頭からの連打などで1死一、二塁とし、坂本に四球。2死満塁から笹原に三塁線へ走者一掃の3点二塁打を浴びた。「先頭を出すとか四球を出すと、点を取られる確率が高くなる。次、しっかりできればいいかなと思います」。前回登板で反省に挙げた先頭打者と無駄な四球をまたも露呈した形となった。6回8安打3失点で4敗目を喫した。

【プロ野球スコア速報】はこちら>>