西武は29日、巨人若林楽人外野手(28)をトレードで獲得したと発表した。2年ぶりの復帰となる。
「楽人(がくと)」の名は僧侶の父がつけたものだ。雅楽を演奏する「楽人(がくにん)」に由来し、先頭にたって指揮をとる、という意味が込められた。ただ実家が寺…と思われがちながら「何かの記事で、実家が寺だってよく間違えられるんですよ。親せきが寺をやっていて、そこで父が働いているんです」という。
でもこちらから尋ねるまで、自分から訂正を報道陣にお願いすることはなかった。おおらかな人だ。おおらかで天然で自然体。近年は「ウポポイ」で知られる地元の北海道・白老では「どこに行くにもチャリンコでした」という少年時代を過ごし、山と海にはさまれながら豪快に育った。
一部ファンに根強く知られているのが、前回の西武在籍時に保有していた「長袖」と大きく書かれた半袖Tシャツだ。肌寒い春季キャンプでも来ていた。「友達からもらったやつです。あの日、着る服なくて」。今も持っているかどうか。半袖の長袖Tシャツが似合う季節に、ガクトが戻ってくる。【西武担当=金子真仁】



