巨人橋上秀樹監督代行(60)が、トレイ・キャベッジ外野手(28)を2軍に降格させる決断を下した。

ここまでチーム2位の91試合に出場し、本塁打は同2位の13本、打点も同2位の29点を稼いでいる来日2季目の助っ人。後半戦が始まり、阪神との優勝争いが熱を帯びていくこのタイミングでのファーム行きはなぜか。

「キャベッジ選手はコンディションというよりは成績です。彼に求めるところは打点。そこに関しては昨年から大きな課題として残ってはいるんで。技術的なアプローチ以外でも、いいかげん日本のピッチャーの配球であるとか、そういったものを少し勉強しないと、なかなか数字を上げるのは難しいんじゃないかっていうことも踏まえて」

指揮官ら指導陣が昨季から着目していたのは、得点圏での打棒だった。昨季が1割7分7厘、今季もここまで1割8分2厘と低空飛行。7月は2打点だけと、「勝負弱さ」が際立つ数字となっている。改善のためにメンタル面からのアプローチなども続けてきたが、成果に結び付いていない。

「この期間、頭の中で整理させる、コンディションを整えさせる両面から今回こういう形にしました。数字以外の部分で、得点圏での相手の配球の意図をしっかり踏まえながらできるかどうか。そういったところが1つポイントになると思います」

2軍では「打つのは当たり前」とし、期限は設けずに変化を促す。本人にも説明を尽くしたという。

「改善してくれることを祈っています」。

壁を打破して、1軍に戻る日を待つ。