西武山村崇嘉内野手(23)が7回のビッグイニングの起点になった。
日本ハムの2番手田中に追い込まれながら、150キロをセンターへはじき返した。それが一挙5得点の始まりになった。
前日11日も唯一の得点の起点となる安打を放った。「めちゃくちゃいいヒットじゃないですけど、ヒットになっているので。今日はどっちも追い込まれてからのヒットだったので、ちゃんと逆方向を意識して対応できたかなと思います」と手応えを口にする。
なかなか結果を残せず、何度も2軍調整となった。直近の2軍期間で思い切って極端なオープンスタンスに変えた。「懐を広く、体幹を意識する目的でああしました。力が入りやすいような構えでやってます」。それでも内角を攻めてくる相手バッテリーに、時には空振りもありながら、しっかりと安打も出す。
三塁のレギュラーに収まっていた渡部聖弥内野手(23)が、左眼窩底のケガで戦列を離れている。三塁を守る山村にとっては大きなチャンスにもなった。「しっかり結果を残して活躍して。貢献したいですね」。この2試合、お立ち台のヒーローではなくとも、山村のバットがチャンスを生んでいる。【金子真仁】



