阪神佐藤輝明内野手(27)が1試合2本塁打で通算150号を達成した。チームは巨人との真夏の天王山で2連勝。一気にスイープで決める。

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佐藤は数々の伝説を持つ。高校時代、ロングティーを折れたバットで打ちながら校舎3階の窓ガラスを破壊したのは有名な話。だが、プロで活躍するための本物の才能を見せたのは、近大に入学した18歳の頃だった。

JR東日本との練習試合が佐藤の近大デビュー。自チームは4年生までのフルメンバー、相手はプロ注目を擁する社会人だった。その第1打席の初球チェンジアップを右翼席に運んだ。自軍も相手軍も審判団も開いた口が塞がらない状況だったという。全員が「この子は別格なんだ」と口をそろえた。

そして今日も初球だった。3回に放った25号ソロは、森下の特大ソロで球場がざわつくさなかで初球をとらえた。この一打に「初球でとらえることが出来たので、森下に続けて良かったです」と話した。ただの2者連続ではない。2球連続という珍しいアベック弾だった。

カウント0-0では今季9本目。カウント別本塁打数では断トツだ。これは偶然じゃない。ホームランに憧れ、ホームランを追究してきたスラッガーだからこそなせる業である。6年目での150号到達が球団最速タイなのも深くうなずける。【只松憲】

【動画】阪神佐藤輝明が今日2本目 通算150号達成