西武オケム外野手(20)が15日、爽快に緑の芝を駆け抜けた。「もうだいぶ走れるようになりました」と表情もすがすがしい。
球団施設の隅でのリハビリが続く。育成契約2年目の今年2月、高知・春野での2軍キャンプの守備練習で足を少し痛め、その後、左前十字靱帯(じんたい)の断裂が判明。3月上旬に手術を受け、いわゆる「今季絶望」の状態となってしまった。
旭川志峯(北海道)から24年育成ドラフト7位で入団。プロ1年目には3軍戦で19盗塁をマークし、春野キャンプではライブBPで左腕佐々木からバックスクリーン弾。期待を高める中での大けがになった。
4月から少しずつ動き始め「8月の初めから強度を上げて、こんな感じで走れるようになりました。次の段階で全力疾走くらいになれると思います」と順調だ。ティー打撃でも左足を上げての動きが始まり、“今季絶望”の中でも来季への光が見え始めている。
ケガから半年。「でも充実した半年間になりました。ケガしたくないですけど、ケガしてしまったらただ復活するだけじゃなくて、レベルアップできる期間という意識で取り組んできたので」。少し体も大きくなった。
「梅光軒っすか? いいですね~」。記者が3軍美唄合宿取材の流れで足を運んだ地元旭川の人気ラーメン店に思いをはせながら、室内でのリハビリへ向かっていった。【金子真仁】



