西武ラマル外野手(20)が15日、そこそこのスピードで芝生の上を走ってから、スローイング練習などに精を出した。

「オケムより2クールくらい、遅い感じですね」と明かす。同期入団、同じ育成契約、同じ外野手のオケムが2月、練習中に左前十字靱帯(じんたい)を断裂。その約1カ月後、ラマルは試合で打球を追いかけて味方と衝突。担架で運ばれ、偶然にもオケムと同じ診断名が出された。当然、オケムと同じく“今季絶望”になった。

オケムより少し遅いが、順調に進んでいる。「ティー打撃もオケムはもう足上げていいんですけど、僕はまだ。打ちたいですけどね」とはやる気持ちを抑えながら、何よりも慎重さが大切なリハビリ期間をいい表情で過ごしている。

この日は大阪桐蔭の大先輩、中村剛也内野手の43歳の誕生日だ。「あ、球団のインスタで見ました。おめでとうございます、ですね」。中村剛も「気になる若手選手」としてラマルの名を挙げたことがある。

20歳になっても「別に、特に何も変わらなかったっすね」と笑うラマルは、43歳になったらどんな大人になっていたいのだろう。

「えっ? 43歳っすか? えーっ。野球でいっぱい活躍してるのが、やっぱりベストですよね」

男としては。

「それはもちろん栗山さん、炭谷さん、中村さんのように誰が見てもかっこいい大人になりたいです」

すぐ近くでマシン打撃に励む栗山巧外野手(42)と炭谷銀仁朗捕手(39)に頭を下げながら憧れを口にするあたり、めきめき腕を上げている。【金子真仁】

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