戦線離脱中の西武渡部聖弥外野手(23)が15日、埼玉・所沢の球団施設でトレーニングを行った。13日に動き始め、14日のオフを挟んでのこの日。30メートルほどのキャッチボールやゴロ捕球、ティー打撃を軽めの出力でトレーナー付き添いのもとでこなした。
9日ソフトバンク戦(ベルーナドーム)の三塁守備でゴロがイレギュラーし、左目下に当たった。左眼窩(がんか)底骨折と診断され「2日間は左目を開けられませんでした」という状況も手術の必要はなし。「まずは家の周りの散歩から始めました」と少しずつ強度を上げ、この日も汗を流した。
患部にはまだまだ痛々しい傷痕がある。ただ渡部本人は「体を動かせないわけじゃなくて、いつでも行けるだろうって。(登録)抹消されたくないくらいでした」と戦いへの強い意思を示し続けた。再度の検査でゴーサインが出れば、実戦復帰への道筋も具体化する。年間の規定打席到達までは残り「31」で「そこは大丈夫だと思います」と自信。「残り35試合ですか? 何とか25試合くらいは」。もちろん本人の意欲に加え、専門家のゴーサインも必須。とはいえ8月下旬から9月上旬での1軍復帰を、しっかり目標に掲げている。【金子真仁】



