左太もも裏肉離れで戦列を離れていた巨人戸郷翔征投手(26)が、超速の1軍復帰登板に臨む。31日、川崎市・ジャイアンツ球場の投手練習に参加。約2カ月ぶりとなる1日DeNA戦(京セラドーム)の先発へ最終調整した。「うれしい気持ちもありますし、迷惑をかけたという気持ちももちろんある。支えてくれたトレーナーの方だったり、たくさんの声援をくれたファンの方に感謝したい」と、久しぶりの1軍マウンドへ気持ちを高めた。

野球人生で大きなケガは初めてだった。7月7日阪神戦(東京ドーム)の走塁時に左足を負傷。走ることができず、ウォーキングから始めるリハビリだった。「今まで野球ができなかった瞬間がなかったので、試合で投げられないつらさだったり悔しさがありました」と振り返る。「2カ月、本当に鍛えることしかなかった」。これまでできなかったトレーニングにも取り組み、ランニングフォームや食事面も見直した。慣れない日々も、体と向き合う時間に変えた。

26日のファーム・リーグ中日戦(バンテリンドーム)で実戦復帰し、4回1安打無失点と好投。状態の良さを示し中5日での1軍登板が決まった。チームは首位阪神に敵地甲子園で3連敗。ゲーム差は4・5となったが「僕らは勝負師なので、勝つことだけを考えている。諦めたら終わりだと思うので、前を向いて1試合1試合勝ち切れるようにやっていきたい」と視線は前へ。エースが帰還し、再びチームの先頭に立つ。