ソフトバンク山川穂高内野手(34)が30日、この日引退試合を迎えた西武栗山巧外野手(42)へ感謝の思いを語った。現在、ファームで調整中の山川は目の感染症のため2週間ほど離脱。28日から2軍に合流し、この日もタマホームスタジアム筑後で打撃練習など行った。

山川は富士大から13年ドラフト2位で西武に入団。栗山とは10年間一緒にプレーした。「侍とか武士とかが一番似合う。僕が関わってきた選手の中では一番、侍の雰囲気を持っている方ですね」。

入団1年目の14年、栗山から1度だけ怒られたことがあった。「打てなくて落ち込んでいると、ほかの先輩は結構、慰めてくれてたんですが、栗山さんに『しゃべっている暇があったら、室内で打ってこい!』って言われて、すぐに打ちにいきました。確かに、それこそがプロ」と、懐かしそうに明かした。

プライベートで食事に行くこともあった。「連れて行ってもらって、3時間くらいなんですけど、丸々打撃の話でした」。当時、一緒に聞いていた現オリックスの森友哉捕手(31)とともになかなか理解ができなかったという。「僕もちょっとずつ年齢を重ねて少しずつですけど、分かっているような分かっていないような」と笑った。

「本当なら現地(ベルーナドーム)へ行きたかったんですが、日程的に。お花は出しました。引退はもちろんさみしいですし、時代の流れを感じますね。引退試合は携帯電話の映像で見たいと思います」。感謝の思いを込めながら、画面の向こうの引退試合の瞬間を見届ける。【石橋隆雄】

【まとめ】“ミスターレオ”栗山巧、最後の試合 午前9時から記者会見、17時から引退試合楽天戦