西武の武内夏暉投手(25)が6回1失点で粘り、リーグトップタイの11勝目を挙げた。西武投手の11勝到達は3年ぶり。
チームは3連敗、ソフトバンクにも連敗で迎えたこの日、持ち前の勝負強さが発揮された。5回まで毎回走者を出しながら、球威あふれる直球とツーシームで時には相手バットをへし折るなどし、3アウト目を重ねた。「得点圏に走者が進んでも点を与えないという気持ちを持って、粘りの投球ができたと思います」。序盤の4得点にも支えられ、ソフトバンクの強力打線に「0」を並べた。
6回に近藤、栗原に連打され、内野ゴロの間に1点を返された。結果的にセットアッパーのウィンゲンターが投げられなかった一戦。武内が1失点にとどめたことで、救援陣の精神的な負担を減らした。
6回のピンチでは柳田、山本祐、柳町と本塁打がありえる打者たちに対しカーブ、チェンジアップといった球速の遅い変化球も臆せずに投げ込み、切り抜けた。バッテリーを組んだ小島大河捕手(22)は「良い打者が多いので、タイミングを外しながらっていうところで緩い球の選択になったかなと思います」と振り返った。【金子真仁】



