広島が継投に失敗し、痛恨の逆転負けを喫した。3位DeNAとの差が7ゲームに広がり、逆転CSは厳しい状況となった。

継投で逃げ切りを図った8回に暗転した。2番手フレディ・ターノック投手(27)が先頭の井上に左前打を許し、続くバントの構えの戸柱には四球を与えた。1死一、二塁となり、左腕の高太一投手にスイッチ。だが、初球スライダーを持丸が捕逸。2球続けたスライダーが1球目よりも内に入ったところを度会に捉えられ、右翼席へ逆転3ランとなった。さらに9回には塹江敦哉投手(29)が宮下の2ランまで先頭打者から3者連続長打を浴びて3失点。試合が決まった。

先発森下暢仁投手(29)はほぼ完璧な投球だった。序盤3回までは1人の走者も出さず、4回以降は走者を出しても進塁すら許さなかった。6回はこの日初めて先頭打者の出塁を許したが、持丸泰輝捕手(24)の盗塁刺などで無失点に抑えた。1点を先制した直後の7回も、中軸が並ぶ打順相手に危なげない投球で107球を投げきった。

森下はこの日8番に入った打撃でも見せた。両軍無得点の6回。2死一、二塁から内角球に詰まりながらも二遊間を破り、自らのバットで均衡を破った。投打に孤軍奮闘しながら、自身7勝目も、チームの勝利も手にできなかった。

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