広島が5投手の継投でヤクルト打線を無失点に抑え、連敗を止めた。

2点の援護点をもらって1回のマウンドに上がった先発玉村昇悟投手(25)は、粘りの投球で踏ん張った。2点リードの4回2死満塁では、赤羽に追い込みながら6球ファウルで粘られるも、12球目の内角スライダーで見逃し三振に切った。6回1死三塁とピンチを招いたところで、大瀬良大地投手(35)にスイッチした。

球団最年長投手は、前回玉村が勝ち投手の権利を得た試合で同点ソロを浴びただけに「玉村の走者をかえしたくなかった」と気合を入れた。この日すでに2安打の増田を捕飛に打ち取ると、続く岩田を3球で見逃し三振に仕留めた。「あそこで1点を取られると流れ的にも変わってくるところだった」。マウンド上でグラブをたたき、連敗中のチームを鼓舞。流れを相手に渡さず、直後にエレフリス・モンテロ内野手(28)のソロが生まれたことで一気に広島ペースとなった。

新井貴浩監督(49)も「1点はしょうがないと思っていたんだけど、ゼロで帰ってきてくれた。あそこでグッと締まった」と10年ぶりのホールドを記録したベテランの好救援をたたえた。

▼広島玉村(6回途中無失点で2勝目)「打球を上げられないように、低めと緩急を使いながらと思っていました。イニングをあまり投げられていないので、もっといい投球ができるようにやっていきたい」

【広島】坂倉将吾決勝打に玉村昇悟2勝目、好救援の大瀬良大地など5投手継投ゼロ封で連敗止める